スピコン午前部第2位「自分の道を切りひらく」

午前部第2位 ミハイリチェンコ マルガリータ(ウクライナ・女性)「自分の道を切りひらく」

スピーチをするマルガリータさん

スピーチをするマルガリータさん

 皆さん、こんにちは! ウクライナ出身のマルがリータです。
ある夏の暑い日、青梅街道を歩いていたら、様々は色の短冊やリボンが、私の目の前できらきら輝いていました。
そうです!七夕です!この時、私は、「パン屋さんになりたい!」と書いてある短冊に目が留まりました。この文、とても可愛いと思いませんか?こんなシンプルな一文ですが、私はとても刺激を受けました。目標や夢を持って、自分の道を切り開くことは、人生で最も大切なことの一つです。

私の小学校の頃の友人は、6歳のときから、獣医になる夢をあきらめず、自分を信じて、念願の獣医になりました。でも、こういう人は少ないですよね。また、夢や目標は、ときに、変わることもあります。そのきっかけは、どんなに小さなことでも、人の心を動かしてしまうくらいの力を持っています。

真剣に聞いている留学生達

真剣に聞いている留学生達

例えば、私は小さい頃から数学が大好きで、数学の先生になりたいと思っていました。でも、高校生のときに、経済に興味を持ち、大学では国際経済を専攻しました。大学卒業後は、ウクライナで就職するつもりでいました。ところが、3年前、友達から借りたマンガの漢字の意味を知りたくなって、日本語の勉強を始めました。
そうなんです!このマンガの漢字が私の人生変え、そして、自分の道を切り開くきっかけを作ってくれたのです。
皆さん、この話、とても不思議だと思いませんか?

ときに、人は「自分は正しい道を選んだのかな?」と迷いがでてくるときがあります。そんな時、私は、皆さんに言いたいです。「勇気を持ってください!」と。
自分の夢に向かうことに、遅いことなんてありません。過去に戻ることはできませんが、未来に向かって、突き進むことは誰にでもできます!

この世の中、自分と同じ人間は一人としていません。誰にでも、自分が目指すべき道があるはずです。一番大切なことは、自分を信じて、希望を持ち続けることです。

だから、皆さん、あきらめないでください!
もし、夢があるなら、それに向かって矢のように飛んでください!
もしも、飛べないなら、走ってください!
もしも、走れないなら、歩いてください!

講評を聞く入賞者

講評を聞く入賞者

自分の夢を信じ続けましょう!

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