日本で製菓を勉強したい〜私の夢、私の道

投稿者 葉益男(台湾)イーストウエスト日本語学校
2007年1月31日投稿

 自分の夢を追えることは幸せであろうか。この世の中、夢に向かっている人はまるで星のように数えられないほど多い。私もその中の1人である。夢があると言っても、夢を叶えることは勇気が必要だと思う。

 子供のときから、絵を描くことと物を作ることに大変興味を持っている。中学生だった私は高校に進学するか、美術に関する専門学校に行くか、悩んでいた。美術に関心を持っているのに、勇気がなくて、専門学校をあきらめた。それから、3年間の高校生活は国立大学推薦入学を目指して、一生懸命勉強した。機械の専門は自分の興味と近いから、大学と大学院の専攻ともそれを選んだ。

 自分が何をしたいのか、どんな夢を持ちたいか、2年間の台湾の会社に勤めた後で、やっと分かった。私が一生の仕事をするのはサラリーマンのような仕事ではなく、自分の店を持つことだ。一体どんな店を作りたいと聞かれたら、びっくりするかもしれないけど、おいしいアイスクリーム屋さんをやりたい。多分ある人が私に「どうして、大学院で機械の専攻で、アイスクリーム屋さんをやりたいのだろうか」と聞いたら、私の答えは「アイスクリームは人に幸せをさせる魅力があるそうだ」。

 夢は家を建てるようにいろいろな苦労をしなければならない。つまり、腕がなければ、何もならない。上記の理由をもとにして、日本の東京製菓専門学校を目指して、日本に留学することを決めた。それから、1年間日本語学校に通っている。

 日本語の能力はだんだん上手になっている一方、蓄えるお金もなくなってしまった。いくらアルバイトをしても、やはり専門学校の学費に足りない。いろいろ考えたあげく、日本で就職して、お金を貯めるほかしかたがない。いまから、夢の道の試練は私を待ち受けている。負けないように必死になって頑張ろうと思う。

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